読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

美しい星

【評価】★★★★☆ パワーワード満載映画。 【批評】 吉田大八監督は、この世界にまたひとつ「みんなでワイワイ言いたくなる映画」を作り出してくれた。いち映画ファンとしては、それだけで感謝したい。 本作は、観る人それぞれによって思うところがある作品だと…

バーニングオーシャン

【評価】★★★★☆ 邦タイトルはダサいが、登場人物はかっこいい! 【批評】 日本人への分かりやすさ重視なのだろうが、邦タイトル『バーニングオーシャン』はダサい。そしてCMもダサい。興行重視なのも分かるが、作品の重みを削ぐのはいかがなものか。まぁ、こ…

ブルーハーツが聴こえる

【評価】★★☆☆☆ 監督の個性が出る6作品。総じて小粒。 【批評】 オムニバスなので、批評は個別にやります。 「ハンマー(48億のブルース)」 映画というより舞台だった。 セリフの言い回しであったり、ワンカット長回しであったり。いや、舞台というより東京0…

哭声/コクソン

【評価】★★★★☆ ジャンル不明のエンタメ映画 【批評】 予告編を見ても、事前の紹介記事を読んでも、サスペンスなのかホラーなのかオカルトなのな、はたまた暴力グロ映画なのか、よく分からない。分かっているのは、韓国の映画祭で大絶賛、國村隼が大活躍、と…

湯を沸かすほどの熱い愛

【評価】★★★★☆ 死を覚悟した者は強い。 【批評】 映画には思考実験的な意味合いがある。 映画は、特に邦画は、「現実的にはあり得ない」という理由で批判されがちである。 しかし、落ち着いて考えれば、普通は魔法なんて使えないし、宇宙戦争なんて起こらな…

何者

【評価】★★★☆☆ 必然的なメタ構造 【批評】 未だかつて、これほど読み進めるのが辛い小説はなかった。 就活時代のこそばゆい感じ、はたから見れば相当にイタい行動、嫉妬心。思い出したくもないあの頃を突きつけられる苦しさがそこにはあった。 そしてラスト…

少女

【評価】★★★☆☆ 都合いいと捉えるか、綺麗に収めたと捉えるか 【批評】 湊かなえ作品はほぼ全て映像化されている。 日本アカデミー賞最優秀作品賞の『告白』に始まり、『白雪姫殺人事件』などの映画化、『夜行観覧車』『Nのために』『花の鎖』などのドラマ化…

君の名は。

【評価】★★★★☆ 美しい絵と音楽で錯覚しよう! 【批評】 新海誠作品がついに世間に認められた(?)本作。本年の『シン・ゴジラ』に次ぐ社会現象となりつつある。 そもそも新海誠はこんなに売れるはずではない。新海誠作品といえば、セカイ系の代名詞とも言え…

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ

【評価】★★★★☆ クドカン節が活きる設定!マザファッカー! 【批評】 宮藤官九郎映画には、クドカン脚本で監督は別である作品と、クドカンが監督も脚本も行っている作品があり、それらは別として考えなければいけない。 クドカン脚本で最も有名な映画は『舞妓…

64-ロクヨン-後編

【評価】★☆☆☆☆ ださい映画。 【批評】 酷評するので、本作が好きな人は読まないでください。 さて、本作は終始センスのないシーンばかりでとにかく酷かった。日本映画の駄目なところが詰まっている映画だった。 特に酷かったのは、ラストに犯人を逮捕するシ…

ヒメアノ〜ル

【評価】★★★☆☆ 中原中也さん何やってるんすか。 【批評】 森田演じる森田剛の演技は圧巻だった。 簡単に人を殺しちゃうヤバい感じ、普通の人にはあるものが足りない感じ。狂気の演技がはまり役だった。 彼を映画で見たのは『人間失格』のときの中原中也以来…

ひそひそ星

【評価】★★★★☆帰ってきた園子温。【批評】昨年は商業主義だろうが原作ものだろうが話が来たものから順番に映画を作って「質より量」を実行した園子温。そのスタンスはもはや三池崇史そのもので、「もっとじっくり撮ってくれよ」と思った人も多いのではないだ…

64-ロクヨン-前編

【評価】★★☆☆☆前後編商法の覚悟が見えない。【批評】とりあえず前編はつまらないと思う。映画を前後編に分けることには、合理的な面もある。長い原作を映画化するためには2時間では尺が足りない。3時間を超える映画は観客の集中力がもたないし、映画館として…

スポットライト 世紀のスクープ

【評価】★★★★☆巨悪の再発を防ぐ価値ある映画。アカデミー賞作品賞も納得。【批評】本作に派手な演出は一切ない。暴力シーンもなければ性描写もない。ただただ、巨悪と戦うジャーナリストを描いた(ほぼ)ドキュメンタリー映画である。カトリックやら教会やら…

アイアムアヒーロー

【評価】★★★★★ これぞ和製ゾンビ映画。かなり頑張っている。 【批評】 『進撃の巨人』スタッフにはこれを見て反省してほしい。 「漫画原作の実写化」はどうにも嫌われがちであるが、その理由は、実写化に立ちはだかるいくつかのハードルにある。 ・原作でキ…

名探偵コナン 純黒の悪夢

【評価】★★☆☆☆ 蘭ねーちゃんの「すぃいいんいぃちちぃぃーーー!!」が映画で見れないなんて。 【批評】 赤井秀一と安室透が主人公。その他は脇役。 コナンの映画は毎年「推理」を放棄していて、ただのアクション映画であることはご存知の通りであるが、それ…

ジュラシック・ワールド

【評価】★★★☆☆迫力満点の映画館向け映画。落ち着いて考えると脚本はひどい。【批評】何も考えずに楽しめる2時間だった。人類は何故か過去の過ちを学ばない。ジュラシックパークであれだけの大失敗をしたのに、やっぱり恐竜アトラクション施設を作っちゃう。…

進撃の巨人

【評価】★★☆☆☆ハードルを下げに下げて見れば楽しい。【批評】実写化なんて不可能だったんだ。原作の圧倒的な世界観を実写で再現するのは「無理」だったんだと思う。たがらこそ、最初に監督として名が上がっていた中島哲也は途中離脱したのだろう。彼の判断は…

海街diary

【評価】★★★☆☆ 現実の風景や人間を現実よりも一段と美しく映す天才。これはもうヒーリング映画。 【紹介】 「誰も知らない」「そして父になる」の是枝裕和監督の最新作。原作はマンガ大賞2013受賞。 【批評】 とにかく絵が綺麗。 鎌倉の海、町並みは勿論のこ…

名探偵コナン 業火の向日葵

【評価】★★★★☆シリーズの中でもプロットが良い。定番と新鮮さのバランスが絶妙。【紹介】お馴染みの名探偵コナン映画第19作。鈴木治郎吉は世界に7枚存在するといわれるゴッホのひまわりを集めた展覧会「日本に憧れた向日葵展」を開催することに。しかし、そ…

ソロモンの偽証 後篇・裁判

【評価】★★☆☆☆前篇で盛り上げた期待を超えられない。【紹介】宮部みゆき原作の同名小説を「八日目の蝉」の成島出が映画化した、2部作の後篇。中学校で起きた一人の生徒の転落死の真相を明らかにするため、生徒たちはついに学校内裁判を始める。そこで明らか…

TOKYO TRIBE

【評価】★★★☆☆園子温が思い付いたことを順番に映像化した作品。【紹介】架空の街「Tokyo」を舞台とする若者たちの抗争を描いた漫画「TOKYO TRIBE 2」を、全編ラップミュージカルで映画化。監督は「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」の園子温。【批評】評価は分かれる…

ソロモンの偽証 前篇・事件

【評価】★★★★☆後篇が見たくなることは間違いない。【紹介】宮部みゆき原作の大作ミステリーを「八日目の蟬」の成島出が映画化。中学校で起きた一人の生徒の転落死。警察が自殺を断定するなか、殺人を告発する手紙が届く。そこから始まる疑惑の連鎖。そしてつ…

アメリカンスナイパー

【評価】★★★☆☆世界的に大絶賛なのもわかる、が、物足りない。【紹介】イラク戦争で「伝説」と呼ばれた実在の狙撃主クリス・カイルの手記をもとに、彼の人生を描いた作品。監督はクリント・イーストウッド。【批評】さすがクリント・イーストウッドというほか…

イントゥザウッズ

【評価】★☆☆☆☆ディズニー史に残る駄作。救いは冒頭15分。【紹介】おとぎ話の主人公が森の中で交錯、さらにその後のストーリーを描いたミュージカルを、「シカゴ」のロブ・マーシャルが映画化。【批評】見ていて退屈な映画だった。この映画は大きく前半と後半…